SHININGVIOLETの「ヤマト建造報告書」

 ここでは、ヤマトファンであり、国連宇宙海軍連合艦隊一等宙佐の階級を持つ私が、全盲という立場から「宇宙戦艦ヤマト」の主な「塗装済み完成品モデル」について、それぞれの商品について、組み立てパーツの多さやギミックの特徴などについて書きたいと思います。
 下記商品は、いずれも全長が約40センチあります。
 価格てきにもう少し安価な完成品として、全長約16センチから20センチの「コスモフリートスペシャル・宇宙戦艦ヤマト2199(現在も新商品が発売されています)」もあります。
 ほかに、全長が5から15センチ程度の「ヤマトメカニカルコレクション=2006年から2008年にかけて発売=」として、宇宙戦艦ヤマトに登場した主な艦艇や艦載機の塗装済み完成品モデルが中古品で発売されています。
 詳しくは
[SHININGVIOLETの「ヤマト建造報告書・その2」] でどうぞ。

△タイトー スーパーメカニクス
 宇宙戦艦ヤマト復活編
※組み立て部品
 ほとんどない。
※付属品
 台座
※ギミック
 主砲・副砲の旋回、第三艦橋搭乗口の開閉。
※感想
 基本的に非売品です。主にクレーンゲームの景品として流通していた物ですが、ネットで中古品として販売されていることもあります。私が購入した時の価格は4千円くらいでしたでしょうか。
 組み立ては、メインノズルを取り付けるだけという、至って簡単な作業ですが、本体を箱から取り出すとき、艦首と艦尾を固定している針金を取り外さないとなりません。
 プラモデルを完成させて塗装した物と同等と考えてください。なので非常に軽いですし、ギミックも砲塔が回転するだけというシンプルなものです。
 すべてプラスチックですので、箱から取り出すときなど、乱暴に扱うと破損する可能性があります。「宇宙戦艦ヤマト復活編」のヤマトをベースに作られていますので、第三艦橋が赤ではなく灰色ですが、デザインそのものはほとんど旧作の「ヤマト」とかわりません。

△超合金魂
バンダイ・ポピニカ魂 BPX-01 宇宙戦艦ヤマト(松本零士監修)
2001年04月01日 発売(2008年10月 再販)
※組み立て部品
 非常に多い。
※付属品
 台座(組み立て式)、コスモクリーナーD(組み立て式)、コスモゼロ=1、ブラックタイガー=2、コスモタイガー=2、ロケットアンカー取り替えパーツ=1(鎖式)。
※ギミック
 主砲・副砲の旋回(主砲のみ各砲身が独立して可動)、左舷パルスレーザーの旋回、第三艦橋搭乗口・艦載機射出口の開閉、左舷波動砲室・エンジンルーム・艦載機格納庫部開閉、煙突ミサイル昇降。
 波動圧縮ボルト可動、安定翼の展開・収納、フライホイール回転。
 波動砲発射音再現(艦首赤色LED発光)、非常警報音再現(第一艦橋・艦載機格納庫LED発光)、メインノズル噴射音再現(艦尾赤色LED発光)、主砲発射音・パルスレーザー発射音・フライホイール回転音・出航警報音再現。
※感想
 アナログギミックは同スケール・類似の商品では最多でしょうね。
 ギミックの操作部はすべて右舷にあり、艦首ロケットアンカーの後方にある突起を押すと、波動砲室・艦首ミサイル発射管のメカニズムを左舷から触れて確認することができます。第一主砲前部のドームを前後させることで、波動圧縮ボルトが前後します。
 その突起の後ろに三つのボタンがあり、前から「波動砲発射」「主砲発射」「パルスレーザー発射」の効果音が再現できます。赤色のみですが、波動砲発射口が光ります。
 右舷展望室のダイヤルを回すと、第一・第二主砲・第一副砲が旋回します。ただし、ダイヤルを回しすぎると、内部のギアが空回りして、各砲塔の位置がずれたりします。砲塔の旋回角度は45度が限界ですね。第三主砲、第二副砲は手動でそれぞれ動かすしくみですが、これも45度が限界です。
 右舷パルスレーザー下部のダイヤルを回すと、左舷のパルスレーザーが旋回します。旋回は左舷のみで、右舷は固定されて動きません。
 第三艦橋横の右舷船底あたりに4個のボタンが並んでいて、艦首方向から、フライホイール始動音、メインノズル噴射音、非常警報音、出航警報音がとなっています。メインノズル噴射音と同時に艦尾メインノズルが、非常警報音と共に第一艦橋と艦載機格納庫内のLEDが発光します。
 右舷艦尾カタパルトを倒すと、フライホイールが回転し、左舷のカタパルトを倒すと、エンジンルームを手で触れることができます。
 艦載機格納庫にはブラックタイガー、コスモタイガーを全機格納でき、さらに、第二副砲横の左舷対空砲部分を真横にスライドさせると、コスモゼロ専用の格納庫が出てきます。コスモゼロを格納できます。
 第三艦橋前の小さい楕円形の突起をスライドさせると、安定翼が展開します。その前の船底部ドームは、90度回転させることでねじ穴が現れ、精密ドライバーでねじをはずすと、電池ボックス(単4形2本)を入れるようになっています。電池ボックスの一番艦首側に電源スイッチがあります。
 煙突ミサイル部の右舷の楕円形の突起を上下させると、ミサイルが顔を出します。発射前の状態を再現できます。
 一方、一番の難点はとにかく組み立て部品が多い。半分プラモデルと言っていいかもしれません。
 艦首ロケットアンカー、第一主砲前のドーム部の翼、艦長室上部の翼、煙突ミサイル部、その後方の垂直翼、艦尾主翼、さらに第三艦橋、その後方の垂直翼と、大小様々な部品をはめこめなければなりません。
 コスモクリーナーと台座も完全にプラモデルと同じです。ただし、第三艦橋前のドームの小さい翼だけは、接着剤で固定してしまうと、電池ボックスを開けられなくなりますので、要注意です。
 第一・第二主砲、第一副砲はギア部の穴に差し込む仕組みになっています。主砲のみ、各砲身が独立して上下します。副砲の砲身は三本連動して上下します。
 ロケットアンカーは別部品に差し替えることで、射出時の状態も再現できます。ちなみに私は中古で8千円ほどで購入しました。
 組み立て部品が多いとは言え、このシリーズで唯一「コスモクリーナー」が付嘱している、安定翼が完全格納式というのは特筆すべき魅力と言えるかもしれません。

バンダイ・超合金魂 GX-57 宇宙戦艦ヤマト
2010年11月27日 発売
※組み立て部品
 ほとんどない。
※付属品
 台座(組み立て式)、リモコン、コスモゼロ=1、ブラックタイガー=2、コスモタイガー=3、救命艇=1、探索艇=1、ロケットアンカー取り替えパーツ=2(鎖式)。
※ギミック
 艦首レーダードーム開閉(キャップ式)、主砲・副砲の旋回(各砲身が独立して可動)、左舷パルスレーザーの旋回、第三艦橋搭乗口・艦載機射出口の開閉、艦載機格納庫部開閉、煙突ミサイル昇降。
 波動砲発射音再現(艦首フルカラーLED発光)、非常警報音再現(第一艦橋LED発光)、メインノズル噴射音再現(艦尾フルカラーLED発光)、主砲発射音・パルスレーザー発射音再現。
※感想
 前の「ポピニカ魂」のヤマトとデザインが若干違い、こちらのほうがずんぐりした感じを受けます。
 価格も約2万と高価になりましたが、電子ギミックが多くなりました。
 リモコンと本体に単4電池を各2本ずつ入れる必要があります。どちらとも特にねじをはずして電池ボックスを開けるなどの作業は必要ありませんが、本体の電池ボックスが第三艦橋部分にあるので、開ける時にちょっと手こずる(壊さないかと冷や冷やする)かもしれません。
 取り付けるのは、艦首ロケットアンカー(差し替えにより射出状態も再現可能)、そして第一、第二主砲くらいです。台座は一部組み立て式ですが、台座のアームを差し込むだけです。アームの差し替えにより、ヤマトの位置(姿勢)をかえることができます。
 安定翼だけは取り付けるか、取り外すかのどちらかしかできません。煙突ミサイルのギミックは、「ポピニカ魂」と同じく、煙突部右側の楕円形の突起を上下させることで、ミサイル射出シーンの再現ができます。
 艦首レーダードームのキャップをはずすと、レーダーを触れて確認できます。ただし、製品によりキャップのとれやすいものもあるので、紛失しないように気をつけてください。
 主砲、パルスレーザーはダイヤルなどはなく、どれかを旋回させると、同時にほかも連動して旋回するしくみになっています。パルスレーザーは左舷のみ旋回可能です。
 第一、第二主砲・第一副砲が連動して旋回し、第三主砲、第二副砲が連動して旋回します。可動範囲はほぼ90度まで可能です。各砲塔の砲身もすべて別々に角度がかえられます。
 本隊の第三艦橋全面、リモコン本隊の底に電源スイッチがあり、その両方をオンにすることでギミックの再現ができるしくみです。
 リモコンの中央に大きなボタンが一つ、周りに4個の小さなボタンが配列されています。大きなボタンを押しながら小さなボタンを押すとBGMが、小さなボタンだけ押すと効果音が鳴ります。両方の操作を連続して行うことで、BGMを再生させながら効果音を鳴らすこともできます。臨場感あふれるギミックの再現ができるというわけです。
 リモコンの真ん中の大きなボタンだけ押すと波動砲の発射シーケンスが発動します。30秒以内にもう一度この大きなボタンを押すと、波動砲が発射されます。リモコンの受信部は左舷展望室付近です。
 艦載機は、格納庫には前部入りきらないので、台座の配置スペースに置くことになります。リモコンも台座中央に収納できます。
 シリーズ内でもっとも艦載機の種類が多いのが魅力であり、特徴でしょうね。

バンダイ・超合金魂 GX-58 地球防衛軍旗艦アンドロメダ
2011年02月05日 発売
※組み立て部品
 ほとんどない。
※付属品
 台座(組み立て式)、リモコン、コスモタイガー=8。
※ギミック
 主砲の旋回(各砲身が独立して可動)、艦載機射出口の開閉。
 拡散波動砲発射音再現(艦首フルカラーLED発光)、メインノズル噴射音再現(艦尾フルカラーLED発光)、非常警報音再現、主砲発射音・パルスレーザー発射音再現。
※感想
 さすがは地球防衛軍の旗艦、ヤマトを上回る大きさがあるので、その堂々たる迫力は一番と言えましょう。
 ただし、アンドロメダはアニメの中では不運にも撃沈される戦艦であるにもかかわらず、そのデザインなどから非常に人気が高く、中古で発売されている物でも、原価の2倍から3倍にまで価格がつり上がっています。
 リモコンと本体に単4電池を各2本ずつ入れる必要があります。どちらとも特にねじをはずして電池ボックスを開けるなどの作業は必要ありませんが、本体の電池ボックスがかなり開けづらいです。コインなどを使って固定フックをこじ開けるような感じです。
 取り付けるのは四つの主砲くらいです。台座は一部組み立て式ですが、台座のアームを差し込むだけです。アームの差し替えにより、アンドロメダの位置(姿勢)をかえることができます。
 主砲はダイヤルなどはなく、どれかを旋回させると、同時にほかも連動して旋回するしくみになっています。第一から第四主砲までがすべて連動して旋回します。可動範囲はほぼ90度まで可能です。各砲塔の砲身もすべて別々に角度がかえられます。
 本隊の第一主砲真下の船底、リモコン本隊の底に電源スイッチがあり、その両方をオンにすることでギミックの再現ができるしくみです。
 リモコンの中央に大きなボタンが一つ、周りに4個の小さなボタンが配列されています。大きなボタンを押しながら小さなボタンを押すとBGMが、小さなボタンだけ押すと効果音が鳴ります。両方の操作を連続して行うことで、BGMを再生させながら効果音を鳴らすこともできます。臨場感あふれるギミックの再現ができるというわけです。
 リモコンの真ん中の大きなボタンだけ押すと波動砲の発射シーケンスが発動します。30秒以内にもう一度この大きなボタンを押すと、波動砲が発射されます。リモコンの受信部は左舷です。
 艦載機は、格納庫には前部入りきらないので、台座の配置スペースに置くことになります。リモコンも台座中央に収納できます。
 なんと言っても、シリーズ最大の大きさを誇るかっこよさは、アンドロメダの魅力と迫力を思い存分満喫させてくれると言えますね。

バンダイ・超合金魂 GX-64 宇宙戦艦ヤマト2199
2014年01月25日 発売
※組み立て部品
 ほとんどない。
※付属品
 台座(組み立て式)、リモコン、コスモゼロ=2、コスモファルコン=4、ロケットアンカー取り替えパーツ=2(鎖式)。
※ギミック
 艦首レーダードーム開閉(キャップ式)、主砲・副砲の旋回(各砲身が独立して可動)、第三艦橋搭乗口・艦載機射出口の開閉、艦載機格納庫部開閉、艦載機格納棚回転、煙突ミサイル昇降、艦尾カタパルト旋回。
 波動砲発射音再現(艦首フルカラーLED発光)、非常警報音再現(第一艦橋LED発光)、メインノズル噴射音再現(艦尾フルカラーLED発光)、主砲発射音・パルスレーザー発射音再現。
※感想
 「ポピニカ魂」・「超合金魂GX57」とデザインがいくつか違い、全体的にスマートなイメージです。
 主砲、煙突ミサイル後方のT字翼、パルスレーザーなどの対空砲、第三艦橋など、旧作のヤマトとは作りが違う箇所がいくつかあり、比べてみるのもおもしろいです。
 価格は約3万。リモコンの操作が以前の製品とは少し違います。
 リモコンと本体に単4電池を各2本ずつ入れる必要があります。本体の電池ボックスは第三艦橋部分にあり、第三艦橋右舷のドーム部分を手でスライドさせて開き、その中の固定ねじを精密ドライバーで開けて、電池収納部を開けるしくみに変更されています。
 リモコンも大きくなり、台座に収納する場所はありません。
 取り付けるのは、艦首ロケットアンカー(差し替えにより射出状態も再現可能)、そして第一、第二、第三主砲・第二副砲、ほかに艦尾カタパルトです。台座は一部組み立て式ですが、台座のアームを差し込むだけです。アームの差し替えにより、ヤマトの位置(姿勢)をかえることができます。
 安定翼だけは取り付けるか、取り外すかのどちらかしかできません。煙突ミサイルのギミックはほかの「ヤマト」と同じく、煙突部右側の楕円形の突起を上下させることで、ミサイル射出シーンの再現ができます。
 艦首レーダードームのキャップをはずすと、レーダーを触れて確認できます。ただし、製品によりキャップのとれやすいものもあるので、紛失しないように気をつけてください。
 主砲・副砲は右舷展望室のダイヤルを回すと、同時に全砲塔が連動して旋回します。可動範囲はほぼ90度まで可能です。各砲塔の砲身もすべて別々に角度がかえられます。
 ただし、パルスレーザーは完全に固定されていて、可動ギミックはありません。
 本隊の第三艦橋全面、リモコン本隊の底に電源スイッチがあり、その両方をオンにすることでギミックの再現ができるしくみです。
 そして、本隊の電源を入れると、ヤマト本隊のシステムが起動したときに鳴る効果音が自動的に再生されるので、電源を入れたか切ったか、音で確認できるのも特筆すべき点と言えます。
 リモコンは6つの同じ大きさのボタンが上下に三つずつ並んでいます。裏側の電源スイッチのある方向が手前になります。
 よく触れて見ると、赤外線を出す方向の角が少し丸くなっているので見分けがつくと思います。
 手前一番右側の「A」ボタンを押しながらほかの5つのボタンを押すと効果音が、「A」ボタン以外のボタンだけを押すとBGMが鳴ります。両方の操作を連続して行うことで、BGMを再生させながら効果音を鳴らすこともできます。臨場感あふれるギミックの再現ができるというわけです。
 「A」ボタンだけを押し続けると、波動砲の発射シーケンスが発動します。30秒以内に「A」ボタンから指をはなすと、波動砲が発射されます。リモコンの受信部は左舷展望室付近です。
 主砲の発射音は、ショックカノンと実弾発射の両方が再現できます。ただし、前の製品が連続発射の効果音であるのに対し、こちらは単発の発射音。ボタンを連続して押せば自由に連射の迫力を味わうことができます。
 左舷艦尾ミサイル発射管付近に艦載機格納庫があり、開閉することができます。また、内部にある2列のコスモファルコンの格納棚(ドラム式)は手動で回転させることができます。
 艦載機射出口、艦尾カタパルトにそれぞれ1機ずつ、艦載機を載せるための突起があります。台座にも、艦載機配置用の突起があります。ただし、格納庫にすべての艦載機を格納することはできません。
 付嘱の艦載機用別台座、専用アームを使うことで、艦載機の飛行状態も再現可能です。
 シリーズ内でもっとも電子ギミックが充実しているのが本製品の特徴と言えるかもしれません。

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