ま行(82語)

「ま」
「み」
「む」
「め」
「も」


へんになる。おかしくなる。苦悩する。夢中になってやめられなくなる。
[やめなる]
[まえかげ]
 エプロン。割烹着。
[まがす]
 水や食べ物などの容器をひっくり返して、中身をこぼすこと。
[まぐらう]
 たくさん食べる。腹一杯食べる。
[まぐれる]
 転ぶ、ひっくりかえる。転がる。
[まげな]
 負けるな。または、「まげる」の否定語。
[まげね]
 負けない。または曲げない。
[まげる]
 排泄する。標準語の「(物などを)曲げる」という言葉とは、「げ」の発音が異なることで区別する。
[まちゃまちゃど]
 もたもたと。ぐずぐずする。
[まつぺ]
 まぶしい。
[まなぐ]
 目。眼球。
[まなぐいしゃ]
 眼下の先生。目医者。
[まま]
 ご飯。広い意味での「食事」という意味と、米を炊いた「ごはん」のみを指す場合の、両方がある。
[ままこしぇ]
 炊事。「ままざめ」とも。
[ままたぎ]
 「炊飯」「炊事」という意味と、「生活する」という意味の両方に使われる。「ままたぎさいね」は、「炊事ができない」または、「生活をしていくことができない」の二つの意味がある。
[ままで]
 まったく、全然。まるで。
 もっと意味を強調させたいときには、「ままんで」と、少しタメを入れて用いる。
[まめでだ]
 達者でいる。「まめでだが?」は「達者でいるか?」の意味。
[まも]
 男児性器。
[まやまやじぃ]
 不明瞭なこと。はっきりしない。あいまい。よくわからないさま。
[まるぼんず]
 丸坊主。スキンヘッド。または裸になること。「いちもんなし」という言葉にも使われる。
[まんず]
 まず。とりあえず。「では、さようなら」という意味にも用いられる。

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[みしぇ]
 店。めへっこ。みせや。
[みしぇね]
 見せない。「みへね」「めへね」とも。
[みしぇれ]
 見せなさい。みへれ。
[みせや]
 お店。店舗。めへっこ。
[みだぐね]
 みっともない。だらしがない。「みったぐね」とも。
[みでぐね]
 こちらは「見たくない」「見るつもりはない」という意味。
[みでだ]
 (何々)みたいだ。「いねみでだ」は、「いないみたいだ」ということ。
 また、「見ていた」という意味でも用いられる。
[みぃならね]
 実らない。身にならない。身につかない。
[耳きかんじ]
 耳がよく聞こえないこと(ただし、差別的意味を含まない)。また、そのふりをすること。とぼけること。
[みんじゃ]
 台所。
[みんず]
 水。

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[むがしっこ]
 昔話。おとぎ話。
[むぐす]
 失禁のこと。
[むげ]
 向かい側。「むげのえ」と言えば、「お向かいさん」「向かいの家」ということ。
 また、「迎え」という意味にも使われる。「むげにいぐ」は「迎えに行く」、「むげにきた」は「迎えに来た」の意味。
[虫がってかえだ]
 虫に食われた。虫に刺された。
[むして]
 むしむしして。
[むす]
 料理の「蒸す」という意味のほかに、「むしむしする」という表現にも用いられる。
[むたくたど]
 こてんぱんに、木っ端微塵に、ボコボコに。めちゃくちゃに。
[むたっと]
 ゆっくり、じっくり。たっぷり。
[むよが]
 6日。
[むりくり]
 むりやり。
[むる]
 漏れること。「雨がむる」と言えば、雨漏りのこと。あくまでも水や液体が漏れるときにのみ使われる。
[むんつける]
 すねる、きげんを悪くする。「こんつける」「えへる」とも。

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[め]
 前。「めぇ」と聞こえることがある。
[目医者]
 眼科医。「まなぐ医者」とも。
[めぇ]
 やぎの鳴き声ではありません。「おめ」と言うとき、人によっては「お」の発音が不明瞭になっていて、こう聞こえることがある。
[めぇる]
 まいる。
[めぐぐりあぶ]
 子供や動物などが、落ち着きなくやんちゃでうるさいさま。由利方面の言葉。アブがブンブンとせわしなく飛び回るところから来ているとのこと。「きかね」と同意。
[めぐせ]
 かっこ悪い。不細工。「めぐせ顔」と言えば仏頂面のこと。
[めためたでぇ]
 やにや汚れなどがついて、べたべたして汚いこと。
[めっこまま]
 芯の残ってしまった炊き方のごはん。
[めへっこ]
 お店。「みしぇ」「みせや」とも。
[めね]
 見えない。
[めねして]
 (文字などが)見えなくて。読めなくて。
[めねもの]
 目の見えない人(ただし、差別的意味を含まない)。
[めへね]
 「みしぇね」と同じ。
[めへれ]
 みしぇれ。見せなさい。
[めろぐど]
 愚か者。
[めんけ]
 かわいい。
[めんちょ]
 かわいくて目の中に入れても痛くないこと。「めんちょこ」とも。
 男鹿方面では「めんちょこのさどこ」と言う場合もある。

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[も]
 (何々)のなんのって。「けもけも」は、「かゆいのなんのって」ということ。
[もいで]
 もぎとって。または、(肩や腰などを)もみほぐして。
[もきらもきらでぇ]
 筋肉がひどくこっているさま。
[もくもくでぇ]
 ぱさぱさして水分がなく、食べづらいさま。
[もげら]
 「とれますよ」「はずれますよ」という意味。「ゴジラ」などに出てくるキャラクターの名前ではない。
[もげる]
 脱落する。とれる、はずれる。
[もしあえだば]
 もしよければ。差し支えなければ。
[もじゃね]
 年甲斐もない。だらしがない。
[もじょけ]
 くすぐったい。「こちょぐったい」とも。
[もだ]
 (何々)なものだ。「かせがねばねもだ」は「稼がなければ(働かなければ)ならないものだ」ということ。
 また、前に名刺をつけると、複数形を表す「者ども」という意味になる。「わげもだ」は「若い者立ち」ということ。
[もちゃくちゃね]
 ちらかしておくこと。ごちゃごちゃと物を置いておくこと。服などをたたまずに放り投げておくこと。
[もちゃもちゃど]
 もごもごと話す。はっきり言わないこと。もたもたしていること。
[もっきりかげる]
 一杯やる。特に、飲酒時の一杯目を指す。
[もったりまげだり]
 物事が進展しないさま。物事が決まらないようす。優柔不断。
 語源は、茶碗にご飯を「もったり(盛りつけたり)」したかと思えば、再び「まげだり(茶碗をひっくりかえしておひつなどに戻したり)」と、盛りつけるご飯の分量がなかなか決められない動きから来ていると言われる。
[もってね]
 もったいない。
[もの]
 (何々)なんだものな。「なんもさねもの」は「何にもしないんだものな」ということ。
[ものおべる]
 勉強する。知識を得る。道理や常識を知る。経験を積む。
[ものかいね]
 食事がとれない。食欲がない。
[ものしらね]
 道理を知らない。未熟。「ものわがらね」とも。
[ももた]
 太もも。大腿部。特に大腿外側を「よろた」という場合がある。
[もりっと]
 てんこ盛り、大盛り。いっぱい。
[もんぞ]
 寝言。「寝言を言う」は「もんぞをこぐ」と言う。

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